2012年10月18日木曜日

私はどこから来てどこに行くのか?(1)

今日考えたいテーマは「自分探し」です。

いい大人が何を言い出すのか?とお思いでしょうが、創業する=業を創ることは自分自身の仕事の方向性と成長に深くかかわっているため、自分という入れ物の中身を振り返ることが節目節目でとても重要なことだと考えています。

そもそも世の中で言われている「自分探し」って何でしょうか?

どうもあまり良い意味では使われていないようです。「自分探し」という言葉からは、ちょっとした気に入らないことが原因で仕事や学業に挫折してしまいバックパックを担いで印度旅行に行っちゃった・・・的な、根無し草系・無責任系・おこちゃま系の香りが漂います。

まあ否定する気はありません。これはこれでよろしいんじゃないかと思います。ジョン・レノンだって印度で何か見つけたから作れた曲もあるわけだし。これとはちょっと違いますが、私の定義する自分探しはこんな感じです。

自分探しステップ(1)自分はもともとどのような思考・志向・嗜好の持ち主か?を定義すること。思い出すこと、と言った方がより近いかもしれません。

別な言葉で言うと、自分という器はどんな入れ物だったか?っていう感じでもあります。

自分探しステップ(2)自分はこれからどこを目指すのか?何に成りたいのか?何を得たいのか?を見つけること。いわゆる目標設定なわけですが、あんまり肩肘張らず、さてこれからどーしよっかなー?ぐらいな感じのほうがぴったり来ます。

別な言葉で言うと、自分という入れ物をこれから何で満たそうか?っていう感じでもあります。

要約すると自分探し=自分という入れ物を定義してそれを何で満たすかについて思いをめぐらすって感じでしょうか。とりあえずここから始めて先を考えたいと思います。

(続く)

4 件のコメント:

  1. 今日から始めよう!
    「自分探し=自分という入れ物を定義してそれを何で満たすかについて思いをめぐらす」
    小さいなら小さいなりに、(前向きな?!)勘違い含め、大きいなら大きいなりに、Do our Best。
    英語のひこでも、問題は解決できるヤツにしかやってこない、なんっつーのもありますね。

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  2. なりたろうさん、コメントありがとうございます。ひこって何かと思ったら諺のことですね。

    そう、身の丈にあった問題にしか取り組めないというのは本当だと思います。

    一寸法師にウルトラマンサイズの怪獣は挑んでこないのであります。

    そのあたり、次回のイシューです。

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  3. ■BCPのプロへお尋ね申す!

    成りたろうです。こんばんは!

    突然ですが、BLOG HAC です!

    今日、ITストラテジストの試験がありました。4本試験があり、最終は2時間で、1,800~3,600字の論文を書くというものです。
    お題は、3題出て、1つ選択します。何と、その内1つが、もろ、BCPについてでした。
    過去問にはなかった傾向です。
    私は、「ITを活用した事業戦略の策定について」を選択しました。

    以下、BCPの問題、問答します。ご意見お聞かせください!!!

    ◆ ITストラテジスト 2012年午後Ⅱ試験問題 問2

    『 事業継続計画の策定について 』

     東日本大震災をはじめ、国内外で発生した災害・事故では、事業継続契約の重要性を再認識させられた。また、既に事業継続計画を策定していても、災害・事故の直接・間接の影響を受けて、計画の見直しを余儀なくされた企業・組織も多い。
     ITストラテジストは、全体システム化計画の策定の中で、事業についての社会的責任、事業活動の特性、事業を支える情報システムの利用実態などを的確に捉え、事業部門と共同で事業継続対象の範囲、目標復旧期間、実行体制などの項目が盛り込まれる。事業継続計画の策定においては、例えば、次のような点に着目して検討する必要がある。
     ・情報システムのハードウェア、フソトウェア、データ、ネットワーク、ファシリティなどの管理実態を把握した上で、そこに存在する問題点を明確にする。
     ・明確化された問題点に対応するための事前対策を整理し、初期コストと運用費用を見積もり、対策のための投資の是非について、事業部門と協議する。必要に応じて、情報システムに関する基本的な考え方、構成の変更など、抜本的な対策についても検討する。
     ・事業部門、情報システム部門だけでなく、人事、総務などの間接部門を含めた全社的な人的リソース・スキルを把握し、災害・事故発生時の事後対策実行体制を確立するためのアクションプランを作成する。
     事業継続計画の策定では、計画の実効性を高めることも重要である。そのために、情報システムの変更などに伴う計画内容の定期的な見直し、関連外部機関との相互支援体制の準備、計
    画に基づく教育・訓練の実施などについても、あらかじめ検討しておく必要がある。
     あなたの経験と考えに基づいて、設問ア~ウに従って論述せよ。

    設問ア あなたが携わった事業継続計画の策定において捉えた、事業についての社会的責任、事業活動の特性、事業を支える情報システムの利用実態の概要を、800字以内で述べよ。

    設問イ 設問アで述べた事業についての社会的責任、事業活動の特性、事業を支える情報システムの利用実態について、どのように着目して事業継続計画を検討し、策定したか。策定した事業継続計画の概要とともに、800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

    設問ウ 設問イで述べた事業継続計画の実効性を高めるために、工夫した点は何か。更に改善する余地があると考えている項目を含めて、600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。

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  4. なりたろうさん、

    お題をいただきありがとうございました。本編のほうに転載のうえ「模範解答」させていただきます。それにしても手強い問題ですね!

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